2008年04月08日

サングァチャー(旧暦3月3日)の日に

今日4月8日は旧暦3月3日で、沖縄では浜下り(ハマウリ)行事の日。
7年前に没した母親が毎年楽しみにしていた地域行事である。

     

その日は朝早くから、サングァチグァーシ(三月菓子)を手作りし、
従姉妹4.5名と泡瀬の浜に連れ立った。
こぎれいな風呂敷には、お重と先ほどのサングァチグァーシを、
また、身づくろいはほのかな紅化粧とお洒落着である。
子供心にも、年に一度の家庭の煩雑さを忘れ、その日だけは母親の顔を
ほんとに活き活きとしていた。

サングァチャーお重箱には、紅梅卵、三枚肉、昆布、揚げ豆腐、紅白かまぼこ、
魚てんぷら、ごぼう、かき揚げ、そしてイカの代替かタコ形のウィンナー。

子だくさんの家庭の毎日の煩雑さの中で、唯一生きている証としての
サングァチャー遊びだったかもしれない。

浜下りのお重を見てふと思い出した。

ニライカナイの彼方に、ふと亡き家族を思いだし、あらためて今の
家族の健康祈願と安寧とを願った。


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